ベンチャーぼんやり考察

ベンチャー界隈の経営、組織について悩んだり考えたりしています。40にして惑ってます。

ベンチャー転職で失敗しないためうんぬんのブログがバズってたので「反応したら負け」とは思いつつ反応してみた

人材会社が書いてるブログなので、それをふまえて読んでみた方がいいと思いますが、書かれている内容は「まぁそうですね」というものなので読んでみるといいのではないでしょうか。僕達にとっては普通のことでも求職者にとっては普通じゃないことかもしれないし、けっこうそういう人が多いので、そう考えると良いエントリだったのかも。

venture-tenshoku.hatenablog.com

とは言え、ツッコミ、補足もしたくなる年頃なので「反応したら負け」感ある中ではございますが、ちょっと書いてみました。これからでかけなきゃいけないので、急いで書いたので乱文すみません。



1.「ベンチャーに行く=リスクをとる」だから給与を上げたいという考えは間違い。
給与どうこうは置いといて、ベンチャーだからリスキー、大企業や上場企業だから安全という世論があるけど、個人的にはよくわからない。「リスク」というものをどう定義するかにもよるので一概には言えないのかもしれないけど、今のご時世、ベンチャーも大企業も大差無いと思ってる。
記事には給与のことを中心に書いてるけど、給与のことが一番重要項目にある人は給与の高いとこを頑張って目指した方がいいです。そうですね、西海岸のベンチャーは給与高いらしいので、そこに受かるように頑張ってください。条件面を上昇させたいジョブホッパーは彼らの行くべき会社がある。そこに行くといいよ。


2.ベンチャーに行くならそれなりのポジションでという勘違い
「大手から転職してきたんだから、重要な役職につくのは当然」と思ってる人はいる。いるんですよ、これが。ポジション気にするんだったら起業すればいいよ。そしたら必然的に最上級の役職である「社長」になれるよ。やったね。


3.ベンチャーに行けば一攫千金とかではない。
入るタイミングにもよるますよね。また社長の方針にもよる。「10人目までのメンバー」とよく言うけど、それくらいまでならばSOとかで多少はもらえるかもしれない。
僕の前の会社は創業者が100%で始めた。そして増資のタイミングでで役員も買ったんだけど、増資時の価格なのでめちゃ高いくて、0.3%くらいしか買えませんでした。
そもそも会社がIPOやMAされない限り絵に描いた餅だし、そこを意識しすぎるとダメじゃないすかね。


4.VCが入っている=安心というほど単純ではない。
ベンチャー企業を選ぶ際には、VCが投資しているところを見ると良い、とアドバイスする人が世の中にはいます」ってホント?笑 そんな単純じゃないし、そもそも「安心」って何ですかね。


5.VCが入っていないところも優良ベンチャーが多い。
そりゃそうだ。


6.転職エージェントに求人を依頼しているかどうかは一つの指標になる。
www まぁそういう見方もできなくはないけどwww


7.フェーズ(時期)によって求人ニーズがめまぐるしく変わるので応募タイミングは大事。
これはそうですね。


8.求人サイトや募集要項上の募集ポジション以外にも可能性はあることが多い。
エージェント経由じゃなくても、面接時に「こういうポジションもあるけど」って提案することもあるし、そういうことを言ってくれてもいい。エージェント経由だろうが、他経由であろうが、面接難易度はそんなに変わらない気がするので、まずは面接までこじつけられるよう頑張ってください。


9.ベンチャーは1-2年で大きく変わるので数年以上前の情報はあてにならない。
転職エントリで「不満は無かったのですが、次のステップに!」みたいなのを書きますが、不満が無かったら辞めないし、多かれ少なかれネガティブな感情が存在してたわけで、辞めた人のコメントは概ねネガティブなのはしょうがない。そういう意見を鑑みて、自分で判断しましょう。


10.未上場企業でも経営数字を確認する方法もある。
あるけど、官報の数字だけじゃわからないことはたくさんある。そういう情報だけで判断すると失敗する気がします。

 

 

 

それでは出かけてきます。