ベンチャーぼんやり考察

ベンチャー界隈の経営、組織について悩んだり考えたりしています。40にして惑ってます。

2016-01-01から1年間の記事一覧

価値の対価

土曜日、Startup Weekend Tokyoの「コーチ」として参加してきました。4月に名古屋でやったのと同じですが、Tokyoはコーチの拘束時間が短いのが特徴(2時間ちょっとでした)。さて、僕は5チームを各15分ずつ見て回ったのですが、総じてまとまってるプランが多…

魔法使いなんていない

以前とある人が某連続起業家氏のことを「新しいサービスを次々に考えて、まるで魔法のようだ。」と言った。これを聞いて「魔法なんて無いんだよ」と答えたことがあった。自分の常識の範疇を超えたアウトプットを相手にされた時に「この人は天才か?」「この…

「手伝う」という言葉は手伝う人、手伝われる人それぞれで認識が違う場合が多い気がする

イクメンパパがママにイライラされるポイント 先日ぼんやりとテレビを見ていたんです。子育て夫婦の特集でイクメンパパに対してママがイライラしてるみたいな内容でした。映像見てる限り結構ちゃんとしたイクメンっぷりでイライラするポイントなんて無さそう…

会社のキャッシュは貯金じゃないよ

かつて経営していた会社は幸運なことにずっと黒字で、利益率の高いビジネスだったこともあり、どんどんキャッシュが増えていきました。キャッシュが増えていくことは会社にとってはとても良いことであり、キャッシュがある限り会社は潰れない。経営者にとっ…

「朝令暮改」していかないと変化に対応できない

「社長は言ってることとやってることが違う」こういった類の事を言われたのは一度や二度ではありません。孔子はリーダーにとって「仁」と「言行一致」が大切だと言っています。僕もそう思いますし、言ったことをリーダーが率先してやるのは重要だと思ってい…

プロパーの生きる道

子張問曰、令尹子文、三仕爲令尹、無喜色。三已之、無慍色。舊令尹之政、 必以告新令尹。何如、子曰、忠矣。最近「論語」を読み出したんです。何となく。まだ途中までしか読んでないのですが、こんな一文があったので紹介します。子文という人が三度令尹とい…

創業期を終えた成長スタートアップに起こりがちな「社長との距離が遠くなった」問題

創業期を終え、次のフェーズに差し掛かったスタートアップ。事業は成長し、優秀で実績ある新たなメンバーも加入。組織的にも大きく、整備されてきました。そんなタイミングで社内からこういう話が聞こえてきませんか? 社長との距離が遠くなった 後から入社…